福岡市の歴史

福岡市の歴史情報を集めています

福岡市各区の歴史情報

「福岡市○○区 歴史」でウェブ検索して、ざっと次のようなサイトをみつけました。

 

東区歴史ガイドボランティア連絡会「歩・歩・歩会(さんぽ会)」

http://www.city.fukuoka.lg.jp/higashiku/shimin-c/miryokuibento/sanpokai.html

http://k-yanase.sakura.ne.jp/index.html

 

博多区パンフレット

http://www.city.fukuoka.lg.jp/hakata/miryoku-kankou/panhureto.html 

博多まちづくり推進協議会

http://hakatamap.jp/

福岡市観光案内ボランティア

http://www.welcome-fukuoka.or.jp/kankouannai/

博多区ウォーキンググループ紹介

http://www.city.fukuoka.lg.jp/walking/011.html

 

中央区みどころ情報発信館(歴史)

http://www.city.fukuoka.lg.jp/chuoku/kikaku/charm-kankou/ch-jouhouhassin/020_2.html

中央区歴史と文化の説明板

http://www.city.fukuoka.lg.jp/chuoku/kikaku/torikumi/setsumeiban.html

 

別府の歴史(城南区別府)

https://sites.google.com/a/sum-lab.com/befu-history/

 

長丘歴史の会(南区長丘)

http://nagaoka.blog.jp/

 

早良区お宝写真今昔物語い~ね!!』

http://www.city.fukuoka.lg.jp/sawaraku/t-shien/charm/sawarakuotakarashashin.html

さわらの不思議事典(市政だより早良区特集版)

http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/12068/1/081201-sawara-toku.pdf

早良区逍遥マップ記』ほか(内山敏典研究室)

http://www.kyusan-u.ac.jp/J/uchiyama/index10.htm

 

西区まるごと博物館

http://www.city.fukuoka.lg.jp/nishiku/c-shinko/charm/marugoto/index.html

姪友会

http://www.meiyuukai.com/

 

Y氏は暇人

http://y-ta.net/

伝説まんさい(勝手に世界遺産

http://www.densetsu-mansai.flxsrv.info/kattenisekaiisan.htm

 

テンションが上がりますね・・いろいろとあります。

 

ざっとしたウェブ検索だけでもこれだけありますから、ウェブ上にないものも含めるとかなりの情報源がありそうですね。

 

情報発信者は、区役所(各課)、公民館(サークル)、協議会(歴史系・まちづくり系・観光系・商業系)、不動産会社、個人などです。それぞれの思惑の中で歴史情報が取得・分析・発信されており、大変興味深いです。

 

歴史に関する個人の興味関心を満たし、かつ、歴史情報をまちづくりや教育に活かす、というサイクル(受け皿)が市内各地にあることがわかりました。

 

それぞれの活動がどのようなもので、地域の歴史情報をめぐってどのようなドラマが繰り広げられているのでしょうか?さらにさらに関心が高まります。

 

 

 

福岡市史編さん室

福岡市史編さん室は、福岡市博物館内に設置された組織です。

http://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/

 

市史編さんは、福岡市の歴史・文化を学術的に総括するもので、「堅い」性格の事業ですが、広報誌は最近になって楽しい内容になっています。

「曰佐(おさ)」(南区)や「警固・赤坂・桜坂」(中央区)といったローカルなスケールで、先史・古代から近現代までの「上書き」過程が明らかにされています。
私などは、このような記事をもとに現地を歩けば、わずかに残る歴史の痕跡を目の当たりにすることができて楽しい(癒される)に違いない!と確信してテンションが上がります。

四十八渓ウォーク 警固・赤坂・桜坂
http://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/pdf/kouhou21a.pdf

※ほかの号もPDFがありますが、データが重すぎ?IEがダウンします・・・泣
http://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/publish01.html

市史編さん室による曰佐の調査は、その後公民館事業と連携したようです。 
http://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/pdf/kouhou21b.pdf

今後の曰佐のまちづくりや教育に、今回整理された歴史情報が活かされていくのか、どうか。注目です。

また、とてもおもしろそうな講演会も行われています。
福岡市史HP 福岡市史講演会

これまでの市史講演会は、各テーマについての学識者の研究成果や見解のまさに「講演」だったようですが、今回は有馬市史編さん委員長(兼市博館長)と元行政職員による座談が用意されていて、より現場に近い話が聞けたのではないでしょうか?(すごく聞きに行きたかったんですけど行けなかったのです。講演内容、どこかで手に入るかな?)

 

歴史情報、とくに専門家によって洗練された情報は、実際のところ敷居が高く、地域のまちづくりや学習の現場にうまく下りてきていないというのが実態と感じます。市史編さん室の最近の取り組みは、そのような課題に対する取り組みにもなっているように思います。

福岡市博物館

福岡市博物館は、まさに福岡市の歴史情報の宝庫です。

 

展示の目玉はなんといっても「金印」ですし、そのほかにも目を見張るお宝から日常の生活道具まで豊富に展示されており、福岡市の歴史があますところなく解説されています。(常設展は平成25年度にリニューアルオープンしてさらにグレードアップしています)

そして、最近の市博ホームページでは、学芸員や館長によるブログが開設されていて、いろいろと「裏側」も垣間見えます。

 

そのなかで有馬館長の「上書き都市」の記事はとても興味深いと感じました。

福岡市博物館長ブログ: 「上書き都市」福岡と歴史の古層 ~ブラタモリから考える~

過去の文化が現代生活の中でどのように取り扱われていくのか。その「上書き」の過程をつぶさに追ってみたいわけです。

 

そこで強力な武器になりそうなのが、平成2年の開館以来、市博の各分野の学芸員たちがこつこつと積み上げてきた小展示にともなう調査・研究の成果です。

部門別展示(現 企画展示) | アーカイブズ | 福岡市博物館

特別展や常設展にくらべるとマニアックあるいは地味で、各個別情報を一般化するのが難しく、ピンとこない感じもあります。しかし一方では、市内の歴史や文化財の「顔」が見えるような、リアルかつ確実性の高い内容になっているわけです。

 

地域の歴史にフォーカスするための道しるべになってくれそうです。

福岡市シティプロモーション「福岡の顔」「福岡の力」

インターネットで「福岡市 歴史」を検索して、次のようなサイトをみつけました。

 

「福岡市シティプロモーション」http://www.city.fukuoka.lg.jp/promo/index.html

 

福岡市役所がつくる市の紹介サイトです。(2007年作成のようですが、まったく知りませんでした・・・汗)

 

なかでも次のコンテンツは「おっ」と思いました。

電子ブック『福岡の顔』http://www.city.fukuoka.lg.jp/promo/photo/book7.html

 

写真集、しかもプロの写真はやはり心に迫りますね。福岡市のまちの雰囲気がよくでています。

(余談ですがおおいた豊後大野ジオパーク推進協議会が発行した『豊後大野GEOフォトブック』(http://www.bungo-ohno.com/dl/pdf/geo_photo.pdf)を手にした時、大変な感動を受けて、以来手元に置いて時々ながめては癒されています。)

この電子ブックは100ページもあるのですが、これとは別に写真中心の小冊子で写真集として楽しめるものがあるとうれしいですね(しかもフリーペーパーで!)

さがしてみます♪

 

あともう1個おもしろかったのは、福岡市の弥生時代から現代までのできごと一覧です。

「福岡市のできごと」http://www.city.fukuoka.lg.jp/promo/magazine/history.html

 

これはいろいろな見方ができると思いますが、弥生時代以来、国際的な交流の拠点として発展してきた福岡市(の範囲にあった地域)が、江戸時代から昭和にかけて都市のインフラを整備し続けて九州の最大都市に成長し、平成に入って後は文化的な施策(ソフト面)に力を入れている、とも読めます。

 

都市化の中で、何が失われたのか、そして何が残っているのか。。ますます個別地域への関心が高まります。

福岡市役所文化財部HP「福岡市の文化財」

福岡市内の文化財について知ろうと思ったら、まずはこのホームページです。

市内各地に点在する文化財を網羅的に説明してくれています。

これらの内容は福岡市の文化財担当部局(経済観光文化局文化財部)が、専門的な知識や調査にもとづいて作成しているため、学術的な信頼性が高いといえます。

まずは自分の住む場所の文化財を検索してみてください。「え!こんなものが近くに?」という発見があるかもです。

文化財を見て回るモデルコースも作ってくれています(スマホアプリ「福岡歴史なび」もあります。私はスマホを持っていないので使えませんが・・・泣)

 

しかし、地域に住む実感としては市役所が紹介する文化財以外にも、もっといろいろな「歴史スポット」がありますね。そのへんにどんどん入っていきたいところです。

福岡市の歴史情報

私は福岡市に住んでいて、歴史や文化財の「役割」みたいなものに興味があるのですが、意外にそれらの情報を集約したものがない?ようです。

 

そこで「福岡市の歴史情報を集める」にチャレンジしてみようと思います。

 

それによって自分の関心が満たされると同時に、だれかのなにかの役にたてば言うことありません。